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 〜星に聞いてみよう 占い知識集〜


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小惑星 アスペクト アスペクト2 チャート解釈

未来予知法

プログレッションから基本的な意識の変化と、そこから生じる現象をとらえる。

  太陽と月を中心に判断・・・1日1年法

これは、出生図をベースにして発展または進化して行こうとする意識の基本的な面をとらえるにあたり、何に注目すべきかということであるが、最初に太陽のプログレッション(進行)を見ていく。
これは、その人が人生の中で自己確立していく上での基本的な精神回路と性質を示すものである。基本的な精神回路というのは、ある個人が、自己あるいは自我の確立に当たってその人が必要とする性格的側面と心のより所の事で、いわゆるアイデンティティーと言えるだろう。この進行で生命力の性質や強弱も判断出来る。

プログレッションで、1日1年法を採用する場合は、太陽の進行度数は1年で約1度なので、順次サビアンの度数の影響を受けて行くと解釈してよい。
そして約30年で次のサイン(星座、宮)に入って行くが、サインを変更したときには、大多数の人は、人生上の何らかの転換を迎える。変更したサインの特徴が出るかどうかは、進行チャート全体の特徴を判断せねばならないので、単純にはいえない。
ほとんどの場合、月のプログレッションと組み合わせて判断していくと特徴が掴みやすい。出生図の太陽は、いくら歳をとっても変わらない基本的なアイデンティティーである。ただ、人間は変化成長して行くものであり、出生図の意識回路だけでは、物事を正確に掴んだり、表現は出来ないのである。
従って、出生図の太陽に、より客観的性質と広い視野を与えるものとしてこの進行を見て行くとよいだろう。進行の太陽のサインの変化は、人間は変わらないが舞台衣装が替わる事に譬えられる。従って、この世で演ずる物事に変化が生じて来るのである。当然、心理的にも変化が生じやすい。
太陽のプログレッションが他の惑星とアスペクトを作る場合は、その効力は最大1年と見る。太陽の進行サビアンを読む場合は、期間は普通1年間と見てよい。

次に太陽のプログレッションに重ねあわせていく様にして、月のプログレッションを見ていく。
これは、太陽の進行が意識の深い所での基本的な興味の対象や心のより所を示す、いわゆる骨格的なものであるのに対し、より具体的で日常的事柄に関わるレベルで働く意識を示すものである。従って、太陽の進行が示す基本的な物事を、より具体的に展開させるエネルギーを与え方向付けするのである。太陽や月が同じサインや室を進行している時は、そのサインや室の意味は極めて強力になる。
また、室やサインが異なる場合でも、太陽意識の成長を肉付けするための力の方向がどの分野であるかを見極めることが出来る訳である。二つの位置と性質が異なる場合は、意識の方向性はよりバラエティーに富み、多様な心理と現象の変化の中に自己の成長を見る事になる。
太陽と月の配置によっては意識や生活状況が協調的であったり分裂的になったりする訳である。このとき、太陽と月の進行の内容が同じ様な事柄を示す場合は、それが強力に作用するが、相反する内用を示している場合は、人格的に未熟な人は、内面に矛盾を抱え、それが表面化するので、心理的にも現実的にも苦しい時期となることが多い。
理想と現実とのギャップで苦しんだり、男性原理と女性原理の統合に苦しんだりする。ただ、大部分の人は、対立するエネルギーに対して、適当に折り合いを付けながら取り込んでいく。意識の高い人は、難しい局面に遭遇しながらも、上手に異なるエネルギーを乗りこなし、バランスを取っていくだろう。
尚、進行アスペクトは、太陽と月の場合はメジャー・アスペクト全てを判断し、時にはマイナー・アスペクトも参考すると良い。

■他の惑星のプログレッション
水星や金星、それから火星を主に使う。
木星から外側の惑星は動きが遅いので、1日1年法のディレクションはあまり使用しない。ただ、外側の惑星でも、進行している土星や天王星などが、ネータルの惑星と合になる場合は、動きが遅いだけに長期に渡り影響を与える事もあるので、これらの惑星の場合は、合のみを考慮する。水星、金星、火星の進行も基本的には合のみを見て行けばよい。
他の惑星の進行は、太陽と月の進行を補完するものである。したがって、単独では現象を引き起こす事は少ない。太陽と月の進行の意味合いをより具体的に展開していくものである。さて、太陽や、月がディレクションを作っているときに、水星や金星などがまたディレクションを形成する場合は、太陽や月の星座、室の事柄を補完する出来事として捉える。それも、特別な場合を除いてネータルの惑星に合になる場合のみを判断すれば良いだろう。

■ASCとMCのプログレッション(1日1年法)
ASCとMCの進行のさせ方にはいくつかの種類がある。
アストロロジーの本やパソコンのソフトでは研究者の為に様々な方法が紹介されている。研究書によっては進行のスタイルが異なる場合があるので、その点を注意すること。1日1年法では、半年分は恒星時では2分に相当し、3ヶ月に相当するのは約1分、30秒は大体1ヶ月と15日に相当する。
これはよく用いられている方式で、出生図を作成した時に用いた恒星時に進行した日にちの恒星時を足して計算されたものである。
他の方法でよく使用されるのは、進行した太陽の度数をMCに足して、そのMCの度数からASCを導き出すという方式である。
この二つの方法が一番よく使用されている。二つ覚えておけば十分であろうと思います。ASCとMCの進行は太陽と月の進行の次に大きな影響があるのでしっかり判断すること。影響する期間は通常半年から1年間である。

進行したASCは、自己表現の場としての意識の変化であり、これがサインを変更するときに、その人の雰囲気やイメージに変化が現れる事がある。
MCの方は、自己の社会に対するイメージに変化が起きてくる。どちらもネータルの惑星に対して合のみを見て判断していく。
そして、惑星やノードなどの敏感点に合になるときに強い影響力を与える。
次に、このポイントのみならず、進行したDESCやICが惑星に合になるときにも強い影響があるので考慮する事。これもディレクションのアスペクトは合のみを重視する。
そして、この進行したDESCはパートナーとの関係とか、自己の鏡になる存在の変化、またはその様な存在への自己イメージの投影の状況を表す。
進行したICは、自己の存在の基盤や地域的な集合意識への同調感覚とか、内的な心のより所に変化を与える。



■進行した惑星同士のディレクション

  進行法の解釈で1番重要なのは、出生図の惑星に対する進行惑星のディレクションである。
通常あまり重視されていないが、進行している惑星同士で作るディレクションも意味を持つ。
これは、出生図に対するディレクションと異なり、進行中の惑星同士が作るものであるから影響力が強いとは言えない。 つまり、一生変わらない基盤の位置としての出生図に対するディレクションが、自分の家や職場など常時留まっている場で起きる出来事に譬えられるのに対して、これは旅行中に起こる物事に譬えられるだろう。
現象としては、流動的であり、変化しつつある意識や現象の中でまた新たに出来事が起きる様なものである。
心理的に見ても一時的にわき起こる考えや直感であり、このディレクションの時に考えた事や、約束は流動的で変化しやすい。
このディレクションは、初心者は無視しても良いが、段々と判断に入れておくと良い。
そうすれば、心理的な変化でも具体的な出来事でも、ものごとの微妙な綾や変化をつかむことが出来るからである。
このディレクションは、通常は合とオポジションのみを採用する。そして、その中でもっとも重要なのは、進行中の太陽と月が作るディレクションでの新月と満月である。太陽と月の合とオポジションである。
出生図に対するディレクションではなく、二つとも進行中のものであることが違うわけである。
これは、新月の場合は、それが起きる室やサインを強調する出来事が起きやすいと言うことである。
また、新しい出来事を開始することと、その具体的な内容を示すものである。

満月は、生命力は高めるので子供が出来やすい年齢の人には、妊娠や出産が考えられる。
どの様な子供で、楽な出産になるか難産になりやすいかなどは、出生図や進行図、またトランシットなどを総合的に判断する必要がある。

進行しているもの同士のディレクションは、他の惑星の場合も、合とオポジションを見て判断していく。
合は、惑星同士の力を強め、その進行中のサインと室を強めて刺激する。オポジションはその室とサインの両方の性質のバランスを取ったり、一方が片方の力を飲み込んだりする。
上手に自己の鏡として取り込みバランスがとれるかどうかはチャート全体を見なくてはならない。

1日1年法のプログレッションは、通常セコンダリー・プログレッション(またはセコンダリー・ディレクション)=二次式と呼ばれている。
一次式というのは、地球の一度の回転が一年に相当すると言う考え方で、これは、1度1年法と呼ばれている。
一般には、あまり用いられていない方式であるが、これは、世俗的な出来事の予知には役立つものとして、占星家に用いられているものである。
通常、プログレッションの影響力は1度以内のアスペクトを形成した時であるが、正確には30分前(1度の半分ほど前のところ)に進行惑星が来た時からはっきりした影響が出て来る様である。
一般に、正確なアスペクトを形成した時が現象のピークである。(例外もあり、正確なアスペクト形成後にピークを迎える事もある。)

■ソーラー・アーク・ディレクションについて

これは、1日1年法に次いでよく使用されている方式であり、プロを目指す方や、上級のレベルを目指す学習者には是非、覚えてもらいたい方法である。
これは、1日1年法と基本的な考え方は同じであるが、それで導き出された太陽の進行度数(つまりソーラー・アーク)は他の全ての惑星の波動に同じ様に影響を与えているという考え方で、この進行したアークを他の惑星の出生図の度数に足していく方式である。
出生図の中で、太陽系の中心的意識である太陽が進行した分だけ、他の惑星の波動の敏感点にも同じ度数だけ共鳴する反応が起き、そのポイントを増やして行くという考え方である。
この方法は、計算も簡単であり、パソコンのソフトにも入っていることが多いので簡単にチャートの作成が出来る様になった。



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