人生案内:生き方や悩み相談の専門サイト

HOMEポリシーサイト登録支援|  運営管理者|  ロハスタウン|  お問合せ|  リンクサイトマップ




アメリカの食事

〜アメリカ牛肉の実態〜
■抗生物質を食べている

狭い土地の中に、ぎゅうぎゅう詰めにされた牛たちは自由に動き回ることができない。
本来、広い牧草地でのびのびとしていたのが、極端に運動を制限され、彼らの本能はねじ曲げられる。そのため、それがときとして異常な行動になって現れる。
ストレスがたまれば、それに起因する病気の発生率が高くなる。
牛結核や口蹄疫などの伝染病でも発生したら大変である。
一頭でもかかったら、次々と広がってしまう。

そこで、こうした病気の発生を防ぐために、エサに抗生物質を混ぜる。
栄養添加物入りの濃厚飼料に、さらに抗生物質がたっぷりと入れられる。
抗生物質と細菌の戦いは、追いつ追われつのシーソーゲームだ。
抗生物質が強くなれば、それに対抗して細菌も強くなるという関係である。
抗生物質の使用は、新しい病原菌を生み出して牛たちの健康を阻害するだけでなく、我々人間の安全をもおびやかしている。

■ホルモン剤残留の恐怖

牛たちは、ビタミン剤入りの濃厚飼料を食べさせられ、加えて抗生物質、さらにまたホルモン剤を投与される。
動物一般に言えることだが、オスの牛は成長するにしたがって肉質が硬くなり、食肉としての品質が落ちてくる。 ホルモン剤は、それを防いで肉質を軟らかくするために使われる。

ホルモン剤の事件は、1985年に起きている。
プエルトリコで約3000人の赤ん坊や女児に初潮が起こり、乳房がふくらむという異常成熟が発生した。
調べたところ、子供たちすべてがアメリカ産の牛肉を食べていたことがわかり、その牛肉から、通常、人体が分泌する10倍以上のエストラジオールが検出されたのである。
この衝撃的なニュースは、世界各国に大きな波紋を広げた。EU諸国では、ただちにホルモン剤を投与したアメリカ産の牛肉の輸入禁止措置をとった。
ところがアメリカは、これを不満としてEU産の果物に対して100パーセントの輸入関税を課すという経済制裁におよんだのだ。
ホルモン剤の使用は人体に影響はないと主張するアメリカ政府だが、信用する人がいるのだろうか。





食と病気

■肉食が生活習慣病を増やす

アメリカ公衆衛生局の報告によると、アメリカ国内の病気による死亡者の70パーセントが動物性脂肪の過剰摂取が要因と思われる生活習慣病で死亡しているという。
動物性脂肪を摂りすぎると、コレステロールの蓄積によって動脈硬化性疾患を引き起こし、心疾患や高血圧症、糖尿病、脳血管障害などの生活習慣病にかかることが、すでに指摘されている。

食肉消費国の欧米では、こうした動物性脂肪の摂取過多による慢性病が大きな社会問題になっているが、さらに最近増加しているのが、ガンの発生である。
ガンの発生は、もちろん脂肪の摂りすぎも関係しているが、動物性タンパク質も、また大きな要因となっている。
タンパク質が体内に多くなると、トリプトファンという必須アミノ酸が腸内の細菌によって分解され、発ガン物質あるいはこれを生成する物質が促進されるからだという。
近年、アメリカでは肥満や生活習慣病を防ぐために、脂肪の少ない赤身の肉を食べる女性が多い。
しかし、赤身の牛肉を毎日食べている女性は、肉を全く食べないか食べても少量の女性に比べ、大腸ガンにかかる確率が2.5倍も高かった。
動物性タンパク質とガンの関連性を調べた調査では乳ガンの発生率も多かったという。
また、肉の中に含まれる多量の鉄分も発ガンを促進するといわれる。つまり脂肪の多い少ないにかかわらず、肉食自体がさまざまな病気を引き起こす原因になりうるということなのである。
日本でも、肉食の増加にともなって生活習慣病が確実に増えてきており、ガンの発生も多くなっている。
それまで日本人にはほとんど見られなかった大腸ガン、乳ガン、前立腺ガンなど、食肉消費国の欧米に多いガンが顕著な増加をしている。

アメリカやイギリスなど食肉消費国40カ国を対象に、統計調査が行なわれたことがある。
その結果、肉食による脂肪とタンパク質の摂取は、いずれの国でも動脈硬化にともなう心臓疾患、大腸ガン、乳ガン、子宮ガンなどと強い相関関係があることが示された。
そして、とくにガンにおいて、米、大豆、トウモロコシなどの穀物は、その発生を抑制する働きを持つことも明らかになったという。
また、カナダの専門家による調査報告では、食肉が、ガンの発生、進行を促すことは否定できないとし、野菜や繊維質食品を多く摂取する食生活に変えなければ、ますます病気が増えていくおそれがあると警告している。


 
人生案内 / 悩み相談 / 笑いの智恵 / 食で変わる運命 / 意識を変える
言葉の魔法 / お金持ち共通点 / お釈迦様の教え / 著名人の習慣

社会貢献 / ロハスタウン/ お問合せ / リンク / サイトマップ / 講座依頼
 
マクロ基金LLP事務所外観 マクロ基金LLP
Copyright 2008 sizensyoku. All rights reserved.